BRAVE ELEGANCE
エレガンスな気分が続く20-21AWシーズン。
コレクション会期中には、コロナ蔓延に心を揺さぶられ、上品なだけでなく、バレンシアガを筆頭にパワフルな女性像に注目が集まった。不確かな時代にビューティーの力でタフな気持ちになれたなら。ファッションのトレンドと共鳴し、ベーシックなスタイルを大胆に磨き上げ、エレガントで力強い女性像を提案。トレンドのクラッシックブルーを取り入れたり、温かみのあるブラウン系のヘアカラーなど。ニュアンスのあるウェーブで顔まわりを包み込み、安定感のあるベーシックなカットに色やウェーブで最新のスパイスをミックス。
リアルなフェミニニティと強さを追求したマッシュボブ。根もとをダークベージュ、毛先をライトグレージュでカラーリングし奥行きを出すように。すっきりした印象になるようオンベースでカット。前髪はラウンドになるように繋げる。仕上げはヘアオイルとヘアクリームを使用。
作り込みすぎないパーマで新鮮さと大人の魅力があるロングヘアに。ハチ上とインナーにレイヤーを入れて動きを作り、全体はボリュームを残してカット。髪の柔らかさを強調するため大きなカールでウェーブを作る。カラーは地毛に近いアッシュグレー。仕上げはジュレでツヤを出す。
前髪に三角形に入れたカラーが斬新。明るさを抑えたブルーが都会的なイメージに。前下がりの切りっぱなしのボブに、アシメントリーの流せる前髪を作り、ツーブロックでセクシーな透け感を出す。ストレートアイロンで作った直線的な動きを計算し、仕上げはグリースでタイトに。
オンザフェイスで短めに揃えたVバングで、強い視線と顔の骨格を強調。デジタルパーマはこめかみから下は平巻きに、こめかみから上は縦にリバースとフォワードで交互に巻きミックスカールを作り華やかさをプラスする。左右のもみあげはソフトワックスをつけ外側にねじりながら仕上げを。
女性らしいレングスに外ハネのカールで、中性的なエッセンスを足したウルフボブ。顔周りの印象を明るくするのは、首筋に入るオレンジブラウンのグラデーション。レイヤーで軽やかさを出しつつ、重さのあるマッシュベースで上質感を。仕上げはクリームでセミウェットな質感に。
地毛のボリューム感を生かしたロングヘア。全体をアッシュグレーにグラデーションで染め、ポイントとしてフェイスラインにホワイトアッシュを入れコントラストを。毛先にレイヤーを入れて、グラマラスな動きが出るように。素髪のようなドライな質感はクリームで仕上げる。
品の良さと色気を表すようにウェーブの動きが出るよう、全体にレイヤーを施す。髪をまとまり易くするため、内側に 削ぎを入れてカット。カラーは根もとから毛先をグレーのグラデーションに染め、ナチュラルに。グリース で毛束感とカールの立体感、ツヤを出し仕上げる。
オレンジのカラーがパンキッシュ。こめかみから上は明るく下は暗くバイカラーに染めることで陰影を。外ハネ、 内巻き、繊細なカールによる３種のテクスチャーから成るパーマで躍動感を出す。あえてボブとウルフを融合させた 可憐なフォルムとの矛盾が深みを感じさせる。
