愛知県出身。名古屋美容専門学校卒業。2006年に渡英し、帰国後は都内有名店のクリエイティブディレクターを経て独立。2016年に本田治彦氏と共に表参道に「LONESS」を設立。2019年には銀座店をオープン。高いカット技術で人気を博し、雑誌の撮影や商品開発、セミナー講師など幅広く活動中。
本日のヘッドスキンケア座談会のゲストは、LONESS代表の片山良平さん。抜け感のある柔らかなスタイルで支持を集める片山さんに、“今っぽい髪”をつくるための条件と、頭皮ケアの関係について伺います。まずは、片山さんが考える理想の髪質について教えてください。
やっぱり柔らかくて、さらっとした質感はすごく大事だと思います。よくCMで見るような、軽やかに動く髪のイメージですね。ただ髪質は人それぞれ違うので、それを技術で近づけていくのが僕たち美容師の仕事。その上で、生えてくる髪のコンディションを整えていくこともすごく重要で、そこはスキンケアと同じ感覚だと思っています。顔はケアするのに、頭皮は何もしていない状態、という方が多いのも事実。みなさんの頭皮ケアに対する意識を変えていけたらいいなと感じています。
理想の質感をつくるためには、ベースとなる頭皮状態も重要になるのですね。片山さんが作り出す“似合う”のバランスや抜け感はどこをポイントにしているのでしょうか。
前髪と顔まわり、そしてウェイトバランス。この3つがすごく重要だと思っています。どこにボリュームを持たせるか、顔まわりにどう動きをつくるかで、同じ長さでも印象は大きく変わるんです。ショートが似合わないと思っている方でも、実はこのバランスが少しズレているだけということも多い。そこを調整することで、一気に似合うスタイルに変えることができます。今っぽく見えるか、少し古く見えるかの違いも、ここのズレによるところが大きい。時代によってもそのバランスはアップデートされていくので、そのトレンドの意識は常に持っていたいと思っています。
そういったデザインの精度を高める上で、髪のコンディションや頭皮環境はどのように関わってきますか?
パサついて見える髪はデザインが決まりにくいですし、トリートメントで今ある髪をケアすることはとても大切です。ただ、根本的に考えると、これから生えてくる髪の状態を整えていくことも、同時にすごく重要だと思っています。頭皮をケアすることで、髪のベースが整い、結果的に扱いやすさにもつながっていく。マッサージなど、自分でできることから始めて、日々“頭皮をケアする”という意識を持つことが大切ですね。
ベースである頭皮が整っていないと、少しのダメージでも影響を受けやすくなってしまう。だからこそ、今ある髪だけでなく、これから生えてくる髪を見据えて、土台から整えていくことがすごく大切だと思っています。
実際のサロンワークでは、どのようなお悩みを耳にすることが多いのでしょうか?
「この先もロングヘアを楽しめますか?」というご相談ですね。年齢とともに髪の変化を感じる中で、今のスタイルを維持できるか不安に感じている方は多い印象です。しっかりケアを続けていくことで、長くスタイルを楽しんでいくことは可能だと思いますし、その中で頭皮への意識も自然と高まっていくのではないでしょうか。
サロンでの“ヘッドスキンケア”やホームケアとして取り入れられるアイテムについても伺いたいのですが、アデノバイタルシリーズにはどのような魅力を感じていますか?
“ヘッドスキンケア”は、サロン帰りの仕上がりのクオリティを最大化する上で、投資価値の高いものだと思います。顔と同じように、頭皮をケアすることが当たり前の習慣として広がっていくといいですね。ホームケアのアデノバイタルシリーズは、ヘアケアの中で特に重要な頭皮にしっかりアプローチできる点が魅力。化粧水よりもさらに踏み込んだ、美容液のような感覚で使えるシリーズだと思います。
髪は一日単位ではなく、年単位で積み重なっていくもの。365日のうち、できるだけ多くの日をいい状態で過ごせるか、という視点でケアを考えることが大切です。目の前の仕上がりだけでなく、長い目で髪質を育てていく。そのために、まずは土台となる頭皮を整えること。デザインが変わっても、時代が変わっても、この考え方は変わらない本質だと思っています。
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