THE HAIR CARE DISPLAY CONTEST 2017

THE HAIR CARE DISPLAY CONTEST 2017

「お客さまの店内行動・心理を考慮した、ストーリー性あふれるコミュニケーションディスプレーを目指して」をテーマに開催した、「ザ・ヘアケア ディスプレーコンテスト2017」の入賞作品が決定しました。

審査総評

今年で4回目のコンテスト。ホームケアを通じてお客さまに毎日のキレイを提案したいという皆さんの想いが、応募用紙のコメント欄に多く詰まっていました。「いかに想いがお客さまに伝わる売り場になっているか」、「皆さんが提案しやすく会話につながる売り場になっているか」をポイントとして審査を行いました。今回は、“POP”に独自ワードや提案内容を多く取り入れて、いかに伝えるかを意識した展開が多い傾向でした。

数年かけて資生堂プロフェッショナルが提案している、サロンでの売り方(①売り場できっかけを作り、興味を高める ②お客さまに合った応対で提案し、購入につなげるといった流れ)が浸透してきたと感じます。

さらに高めていくために、全体の提案テーマ(例 :「乾燥対策商品を集めました!」など)を大きく訴求した上で、各商品の特長を訴求するという段階を踏んだ仕掛けづくりと、1年を通じた季節ごとの変化を心掛けましょう。

審査委員長 吉村 仁志
資生堂 宣伝部を経て2003年に独立。
年間約200店舗の店づくりの他、メーカーの販促プロジェクトのディレクションも行っている。

入賞作品

最優秀賞

<美容室サラソージュ(高知県)>

昨年に続き、2連覇です!店内の入口・受付・待合い・店内中央・セット面と、各場所でのお客さま心理を把握し、場所ごとにどのようにお客さまの興味を高めるかといった企画力が素晴らしいです。売れ筋ランキング・スタッフのおススメコメント・季節感演出の変化・独自ワードでの商品訴求・統一感のあるPOPなど、購買意欲を高める仕掛けが散りばめられていて、まさにストーリー性あふれる展開です。

場所がナイスアイデア賞

<美容室PAR-TY本店(兵庫県)>

セット面は訴求場所としてはメジャーですが、面白いアイデアでケアに関する会話が楽しく弾むような売り場づくりが行えています。普段からお客さまの声に良く耳を傾けられているため、そこから訴求テーマを決め、聞きにくい育毛等の話題を可愛いキャラクターの活用で訴求する工夫で相談しやすい環境が生み出せています!

アイキャッチ賞

<チョキペタ春日部店(埼玉県)>

高さを使った立体的な展開で、遠くからも興味を引く売り場になっています。季節感もあり、POPも様々なサイズ・手書きのモノをバランスよく展開することで楽しい演出に繋がっています。「統一感」と「バランス」が絶妙です!

わかりやすいPOP賞

< flow hair make(北海道)>

バランスの良い商品特長訴求だけでなく、使用順序も分かりやすく訴求されており、普段のアプローチトークがしっかり具現化できている展開です。また、お客さまに試してもらうための仕掛けや、アイテムを絞った訴求も非常に効果的です!

季節をとらえた展開賞

< mozami hair make(神奈川県)>

コンパクトにまとめながらも、冬・クリスマス・プレゼントテーマがイメージできるセンスある展開となっており、お客さまにもインパクトを与えられると思います。その中で、うまくPOPをマッチさせ、商品特長を伝えやすくしているため、ショーイングだけではない「購入につながる」理想的な展開です。

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